人気ブログランキング | 話題のタグを見る
「あらしのよるに」
を観てきました。
Key Wordはまさに“あらしのよるに”です。
普通に泣いたし…3回くらい…。
全体的にはいい映画っぽいと思います。
ネタバレになりますが、
明らかなのは、ガブ(オオカミ)はとてもいいやつということです。
(あとは観てのお楽しみ!)
何事よりも友情を最優先した様は、すごい勇気と感動を抱きます。
ま、実際問題、そのストーリーが適切かどうかは、
大人の視線からすると不自然さを拭えきれないですが、
相手を裏切らず、信念を通すことは、時に重要であり、
現代の子供たちは、そういうところに疎いので、
もっと、人間らしい教育をしていただいて、
現実的に有効な人材の育成を臨みたい限りです。

当たり前と思うことが、当たり前として通用しない今のご時世。
平気な顔をして関係もない人に危害を加えたり、殺害に至る事件。
命に関わるというのに、平然と住宅の耐震強度を詐称する犯罪。
今、ありえないことが日常茶飯事に起きています。
生命観を抱いて一生懸命生きている人が少なすぎます。
知識や思考が明らかに偏った人間が増えています。
道を外れても、それを注意してくれる人もいません。
自分は間違っていない、悪くない、と思うから、自分の意志が絶対的な権力をもってしまいます。
自分を疑わないで、外部を疑うのはあまりにもリスクが多き過ぎやしませんか?
世界人口60億人中のたった1つの意見がどうして容易に全体に通用しようか。
答えは一つじゃないし、常に変動して当然だし。
絶対的なものは生活上では存在しないはずです。
by eriewithlove | 2005-12-31 03:14 | 思ったこと・感じたこと
<< あけましておめでとうございます! 恐いです >>