理屈
バリ島での爆弾テロについて。
全く関係のない民間旅行者を狙った、全く卑劣な犯行。
当初は自爆テロと騒がれていたが、どうやら遠隔操作らしい。
問題は、これに至った背景もあるが、自分の考えられる範囲として
そのテロに志願者がいることが無念で仕方がない。
誰もが死ぬ必要のない現場だ。
イスラム過激派の犯行とされているが、
発端とその報復の矛先があまりにもかけ離れている。
だが、実行犯側としてみれば、
相手が誰だろうが、自分たちの宗教、信仰、理念を反する行動、思考をしている者は
ましてや、自分たちを非難する国に属している、同盟国に居座っている、とすれば、
これを簡単に整理すると、バリ島にいた人たちは敵に該当してしまうに違いない。
相手方の理屈とすれば、「私たちは神を信ずるが、奴らはその神を否定するから、
自らの命を犠牲にしてでも、神の思し召しに従わなければならない」→テロの実行、となる訳だ。
こちらの感覚からすれば、全く理解に苦しむが、向こう側は、ある意味、理にかなっている。
以前、これはちょっと話題を出すには心苦しいが、中国で反日行動が発したとき、
「愛国無罪」と、よくデモ隊が旗を掲げていたが、
つまりその国を崇める行動をすれば何をしても構わない、といったとこだ。
もちろん、実際そんなことが許されるわけはない、もちろん、中国も法治国家であるから、
であるはずだが、実際、実行した人々からすれば、そもそも、
戦争の恨みもあり、日本政府の対応にも不満あり、昔からそういうふうに教わってきたetc...の、
自分たちのフラストレーションをどこかに発散する機会がなかったゆえに、
ま、中国政府のやらせだ、という噂も耳にしたが、真相は闇の中だが、
理屈が通ると言えば通ってしまう。
「理屈」は「イメージ」並に怖い者があって、それを考える、思い出す瞬間は
その以前に、できあがった固定観念が存在しているから怖い。
本人からすればそれが普通であるから、本人自身が自分が普通だと思っているから、怖い。

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「網戸越しの空」
自宅
2005/10/03 15:56

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by eriewithlove | 2005-10-05 23:29 | 思ったこと・感じたこと
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